ブログ
BLOG

HOME > ブログ > 終活を始めたいけどまず何をやるべきか【やなぎ社会福祉士事務所】

ブログ

終活を始めたいけどまず何をやるべきか【やなぎ社会福祉士事務所】

終活は何をすればいいか、何から始めればいいのか...

何をやっても何から始めてもいいのです。普段から自分が気になっていること心配なことからなんとなく手を付ければいいのです。以下に誰でも比較的取り組みやすくやっておいた方がいいことを4つ上げました。参考にしてみてください。

1.身の回りの物を整理する
長く生活していると、生活必需品だけでなく、趣味の物や思い出の品など、さまざまな「モノ」が蓄積していきます。雑多な遺品を仕分けし、処分していくのは簡単な作業ではなく、かなりの時間と手間がかかってしまいます。遺品整理業者に依頼するのもひとつの方法ですが、遺品の数が多いほど料金がかさむため、家族の負担になるおそれがあります。終活を始めるにあたり、生前から必要なもの、不要なものを仕分けして少しずつ断捨離を進めていけば、死後の遺品整理の負担を減らすことができます。

2.医療や介護の希望をまとめておく
大きな病気やケガをすると、場合によっては他人との意思疎通が困難になることもあり得ます。そんなとき、かかりつけ医の情報と共に、どんな医療・介護を受けたいのか、あらかじめ希望をまとめておくと、家族がその意思を医療機関や介護施設に伝えてくれます。あわせて、健康保険証や保険証券などの在処も記載しておくと、意識を失って医療機関に搬送されたとしても、円滑に入院手続きを済ませることができます。

3.葬儀の規模を考えておく
葬儀には、身内だけでなく、友人や仕事関係や近所の方など、故人と生前に縁のあった一般の人を幅広く招いて行う「一般葬」、家族・親戚を中心とした「家族葬」、通夜や葬儀を行わない「直葬」などさまざまなスタイルがあります。最も規模が大きいのは一般葬で、小規模な家族葬や直葬に比べると手間と費用がかかります。自分の希望や葬儀用の貯蓄などに応じて、どのくらいの規模・スタイルの葬儀を望むのか、あらかじめ考えておくと葬儀の手配を円滑に進められます。

3.エンディングノートを活用する
エンディングノートとは、自分の死後、家族に伝えておきたいことをまとめておくノートのことです。記載する内容に決まりはありませんが、以下のような情報を書き留めておくと、自分の死後に行う手続きの助けとなります。

● 自分の個人情報(健康保険証などの在処、家系図なども含む)
● 交友関係(訃報を知らせて欲しい人の氏名や住所、連絡先など)
● 遺品やデータの情報(遺したいもの、処分したいもの)
● 資産関係の情報(預貯金や不動産、負債などの情報)
● 葬儀・墓に関すること(希望する葬儀のスタイルや、連絡する葬儀社、予算など)
● 医療・介護の希望

普通のノートにまとめても良いですが、必要事項が網羅されているエンディングノートを使った方が便利です。

4.保険の見直し
終活の一環として、ぜひやっておきたいのが加入している保険の見直しです。年齢を重ねるにつれて、医療にかかる費用は増加していく傾向にあり、十分な貯蓄がある場合は問題ありませんが、そうでない場合は医療保険や死亡保険を活用し、万一のときに備えておかなければなりません。若い頃に加入したまま保障内容の見直しをしていない場合は、現在の自分の健康状態やライフステージ、家族の状況などに応じて、適切な保険を確保しましょう。

SHAREシェアする

ブログ一覧

HOME > ブログ > 終活を始めたいけどまず何をやるべきか【やなぎ社会福祉士事務所】

© 2022 やなぎ社会福祉士事務所